#散歩 ぐるっとパス(東京ミュージアム)日記

東京とミュージアム ぐるっとパス2018を購入して、有効期間の2ヶ月間で回ります。

松濤美術館 渋谷②

戸栗美術館から
歩いて5分足らずの所に
渋谷区立松濤美術館があります。

ぐるっとパス有効活用ができます。

林原美術館所蔵 
大名家の能装束と能面
会期:2018年10月6日(土)~11月25日(日)
会場:渋谷区立松濤美術館
http://www.shoto-museum.jp/

一般1000円が、パスだけで入れます。

ここも松濤にございますが、
渋谷区立の美術館でございます。

戸栗美術館からの移動でしたの、
とってもラフな印象を受けました。




今回は林原美術館が、
岡山藩主池田家から
引き継いだ大名調度品を
中心とするコレクションを展示。

大名家の装束や調度品の数々は、
絢爛豪華で
細部に渡り細密な模様の
一つひとつに意味が
込めれていて、
その美しさに
引き込まれていきます。

岡山県にある林原美術館にも
足を運んでみたいと思います。

季節や四季折々の意味を
込められた衣装、調度品は、
自然と共存して生きている、
古の人々の姿が見えて来ました。

自然と離れすぎて、
生きている現代人の
なんと忙しいことか、
振り返るいい機会でした。







多摩動物公園と高幡不動尊

ぐるっとパスは、
美術館や博物館だけじゃなく、
動物園やプラネタリウムにも入館することができます。

美術館 47施設
博物館 36施設
動物園 3施設
水族館 1施設
植物園、庭園 5施設

すっかりスタンプラリーの様相になってきましたが、
エリアごとにスタンプを
押してもらい、
9エリアを制覇すると、
プレゼント応募が可能になるので、
多摩エリアで、
多摩動物公園
行くことにしました。

秋晴れの行楽日和です!
幼い子どもを遊びに
連れて行った以来、
今回は子どもなしでの、
入園です。

多摩丘陵にある多摩動物公園は、
アップダウンが多くて、
結構運動になります。

「アジア園」「オーストラリア園」「アフリカ園」「昆虫園」の4つのゾーンに分かれています。

入り口に近くには昆虫館。
ここには蝶のパラダイス🦋があります。





すぐそこで触れるほどの近さで、
蝶の乱舞が見れて幸せ!

こんなに真剣に見る事は
なかったかも。

多摩動物公園の名物のトラバス🚌🐯とキリン舎は、改装中の為
お休みでした。

他は目指すは、
最も奥にあるコアラ舎。

大人気のコアラ🐨を目当てで
山道を登ります。

アイドルはやっぱりかわいい😍
山頂に相応しい風格。

山を下りながら、
国内で唯一見ることのできる
タスマニアデビル
飼育が難しく貴重なデビル👿くん。ここで必ず見ておくべきデビルです。
画像はないのでごめんなさい。
黒くて、遠くて撮れませんでした。

さらに下りながら、ユキヒョウ


地味めな鳥類だけど、
大好きな孤高のフクロウ🦉

全て堪能させていただきましたー。

京王線から多摩動物公園駅までの単線は、車両ごとに動物が違う演出が素敵!

行きはトナカイ

帰りはトラ

と、高幡不動駅まで戻ったので、
せっかくなので高幡不動尊へ。
参道が直ぐに見えます。
沿線から五重塔を見る人も多いのではないでしょうか。

五重塔は大きすぎて、切れてる!

御利益いっぱいの高幡不動尊を後にして帰宅しました。

大人の動物園もゆっくり見れて楽しかったという話でした。

入園料 600円が、
ぐるっとパスだけで入れます。

戸栗美術館 渋谷①

渋谷から道玄坂方面に東急百貨店に向かって、さらに西側一帯が松濤地区?

 

一歩入り込むと、

超高級な大邸宅が立ち並ぶエリア。

 

この地域の方々が、

東急百貨店を支えているんだと、

戸栗美術館を訪れてはじめて理解しました。

 

そんな地域にサロンのように佇むのが、

戸栗美術館です。

 

ここもこんな事がなければ、

知らなかったエリアです。

渋谷の喧騒とは、

全くかけ離れた場所です。

 

さて本題の戸栗美術館。

http://www.toguri-museum.or.jp/

入館料 1000円、ぐるっとパスで入館できます。

 

材木業で財をなした戸栗亨が長年に渡り蒐集しました陶磁器を中心とする美術品を、1987年11月に旧鍋島藩屋敷跡の渋谷区松濤の地に開館。伊万里、鍋島などの肥前磁器および中国・朝鮮などの東洋陶磁を主体として約7000点を所蔵。日本でも数少ない陶磁器専門の美術館として年4回の企画展を開催しています。

HPより引用 参考

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サロンのような上品な美術館は、

全て撮影禁止。

邸宅に招待されたような雰囲気に包まれます。

 

中央螺旋階段を登って展示室へ。

 

『鍋島と古九谷―意匠の系譜―展』

“日本の三大色絵磁器”に数えられる「古九谷(こくたに)」をはじめ伊万里焼(いまりやき)と鍋島焼の逸品を鑑賞できます。

 

高級なイメージで、

日常に馴染みがないけれど、

本物を鑑賞すれば、溜息しかでない。

写真や画像ではわからない、

本物のオーラが伝わるのは、

やはり足を運んでみなけらばわからないです。

大名への献上品として作られた鍋島焼が

大きく発展する歴史を知ることがでます。

 

美術館の豪華絢爛な雰囲気が、

陶器の品の良さを更に引き立てています。

 

館内は静かで人数も少なめ、

穴場中の穴場ですので、

陶磁器に興味ないな〜という方のも、

おすすめします!

 

松濤地区は街並みも整備されている。

高級住宅街。

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#渋谷

#ぶらり散歩

#ぐるっとパス

#美術館

#陶磁器

築地市場と浜離宮と汐留

訪れたのは、築地市場の最終日の午後。

さようなら築地市場で、入場門の前では、

記念写真を撮る人達で場所取りが。

それを横目に、最後の築地市場の場外へ。

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場内はすっかり引っ越し作業を始めているらしく、場内側のお寿司屋さんの前だけが、大行列。そこは残るのかなぁ。

 

場外のお店は残るのと

残らないお店とがあるらしく、

店構えを新しくしている店と、

もう築地市場からは

撤退する覚悟の店があったり、

寂しい雰囲気でもありました。

 

一通り眺めて、

大好きな板昆布(磯の木昆布)を買ってから、

築地本願寺へぶらり散歩。

 

※余談ですが、この磯の木昆布は、築地で出会って以来、大好きなおやつの1つ。

昆布を何枚も重ねてカットしてあって、

個包装されているので持ち運びも便利です。

楽天とかでも売っているので、

一度お試しあれ。

見かけは地味だけど、

昆布の旨煮が染み渡る。

お茶受けでも、日本人なら大抵好きな味。

コンブダイエットにもなるかも。

昆布だけあって、ちょっとお高めなです。

 

築地本願寺は、御朱印がないお寺ですので、

お参りのみ。

御朱印も集めて散歩しているので、

ここは、ちょっとだけ残念。

 

この日は、

境内の中で国際交流のイベントがあったようで、こちらも築地同様にたくさんの人で賑わっていました。

 

築地市場築地本願寺も、

国際交流イベントをしなくてもいいくらい、

外国人の方たちがたくさんいらっしゃって、

どこにいるのかわからなくなるぐらい国際的な人気スポットですねー。

 

食のTDLや〜です。

 

一息着いたところで、

ぐるっとパスで入園できる

浜離宮へ。

 

正式には、浜離宮恩寵庭園。

一般 300円。

ぐるっとパスで入園できます。

 

築地市場からは、

徒歩で10分かかるかかからないか?

 

秋のお散歩には、うってつけ。

都会のど真ん中で、

庭園と運河の海風。

 

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紅葉には早かったのですが、松林が見所です。

庭園の茶室でお抹茶で一服も風流ですね。

 

浜離宮恩寵庭園がお散歩の目的でしたが、

築地市場築地本願寺、足を伸ばせば歌舞伎座や銀座、汐留など、見どころ満載のエリア。

 

都会の人混みに疲れたら、

浜離宮恩寵庭園で一息。

 

優雅なひと時を過ごしました。

東京国立近代美術工芸館「インゲヤード・ローマン」展 と武道館

翌日も雨でしたが、

日本・スウェーデン外交関係樹立150周年

東京国立近代美術工芸館「インゲヤード・ローマン」展へ。

観覧料 600円が400円に。

音声ガイド 500円 にて、入館。

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インゲヤードさんは、

スウェーデンを代表するデザイナーであり、また陶芸家としても知られる。

機能性を重視した日常づかいのガラス食器や陶器や、日本では木村硝子店のためのシリーズやイケアのためのデザインなどがあるそうです。

日本とスウェーデンの外交関係樹立150周年を記念し作家自身が選んだ食器やインテリア用品などの代表作約180点を見ることができます。

 

陶芸は、感じよう!

素敵な北欧食器やグラスは見ているだけで、溜息です!

撮影可能な作品を撮りました!

どうだ⁉️


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感想

自由な発想がそこにある。

解き放て常識❣️

 

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# 美術館

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東京オペラシティー アートギャラリー(京王新線 初台駅)

新宿新都心のお膝元の東京オペラシティーの3階のアートギャラリーに行ってきた。

初台駅から直結、エスカレーターを乗り継ぐこと3階へ。

 

企画展  1200円 が、パスで入れます。

 

初めて訪れるアートギャラリー!

ぐるっとパスがあって、訪問となりました。

http://www.operacity.jp/ag/

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「田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future ─ Digging & Building」

 

建築家 田根剛氏のコンペに参加勝利してから、10年をかけて竣工された

エストニア国立博物館(2006-16)を中心に

彼の頭の思考の中に迷い込んで、

体感する展覧会となっている。

 

彼の思考方法をまるで頭の中にいるような展示と、エストニア国立博物館にいるかのような映像が圧巻。

 

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田根剛氏の頭の中?

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エストニア国立博物館の中に迷い込んでいるかのように。
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撮影も可能なので、ちょっとだけ雰囲気をパシャ。

模型も圧巻。

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建築家の事はよくわからないのですが、

思考の整理の仕方から建てるまでの間には、壮大な時間と労力が集結しているとため息だけしか出ませんでした。

彼の全作品を一堂に見ることが出来る展覧会なんだなぁ。

建築家の卵の方々が、模型を熱心に見ていた。

 

その他、収蔵品展も観ることができます。

Project N として、コレクションの中心作家の故.難波田龍起氏の遺志を受け継いで若手作家の育成.支援を目的として開催されているそうです。

 

建築家 田根剛氏を知る。

建築家の展覧会は、また組立型もまた違うのね。

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朝倉彫塑館

日暮里から谷中銀座方面に歩いて5分。谷中の昭和の香りが残る住宅街に朝倉彫塑館はある。


谷中の古式ゆかしき街並みの中でも、またシンボリックな佇まいの建物だ。
谷中らしい通りから、ちょっと奥まった門構えの中に、コンクリート建ての屋根に彫像が鎮座している建物だ。

日本家屋ではない、モダーンなお姿。
撮影禁止なので、屋上庭園からの眺めだけちょこっと。





私が観た中の、江戸東京建物園 分園 小金井公園内の「前川國男邸」も、昭和初期のモダーンな建物で、度肝を抜かれたのですが、これは建築家と芸術家の違いでしょうかね。
朝倉彫塑館の朝倉家母屋がこれまで観た中の私の一番です!

共通して言える事は、自然もまた建物の一部として存在している事。同じように円がここぞという時に存在感を放っている事。
偉そうな物言いですが、そうなんです。

彫塑ももちろん逸品ですが、
この彫塑館そのものを、おススメしたい!

この日は、
秋晴れで紅葉🍁が始まる頃の
庭園。

圧巻なのは、その彫塑学校のための建物とそれに続く住居だ。

彫刻のための、天井の高いアトリエ。

四方に囲まれた窓には、
時間と共に変化し、
観る角度から景色を変え、
さらに風や光で風景が変わる窓辺。

何時間でも座って居られます。
昼寝でもしたい、
心地よい空間です。

研ぎ澄まされた各部屋ですが、居心地がいい!
畳敷きに寝転びたい!

そうそうここは人のお家ですので、靴下を履いて、靴を脱いで、
裸足はダメです。

訪問前に気がついて、
通り道のセブンイレブンで靴下買いました🧦

展示を見て回るとまたわかるのだが、母屋は純日本家屋で、コンクリの彫塑館と、この2つがスムーズにに動線をつなぎ、また素晴らしいとしか言えない庭園を囲んで、存在している。

朝倉氏の目利きにあった調度品や小物が並ぶ。

一流人は一流のものを好む。
一流の眼を持っているものだ。

彫塑の事はよくわからないけど、
数々の彫像に触りたい衝動を抑えながら観る事となる。

中でも猫の彫塑は、
撫でて愛でたいほど、愛らしくまた撫でていたいものだが、学芸員さんが睨みをきかせてるから、断念しなければならない。

さらに空中庭園
今はそこからスカイツリーが見えます!

美術館や博物館は、一人でゆっくり見学するのがいいと思っていましたが、ここは是非誰かともう一度訪れたい場所でした。

クーラーや空調がないので、
秋風が吹く今頃か、暖かくなり始める春先がいいかも。

庭の鯉は、すざましく肥えていました。

帰宅途中、外国人に声をかけて

秋葉原経由で帰ったのですが、
ストレス社会か足を踏んだとか、
踏まれたとか、
係員さんに食ってかかる
普通の女性がいた。
忙しい街だなぁ。

都会の喧騒を離れるには、
美術館がよいですなぁ。

谷中の街中も素敵。


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