昭和館 と 靖國神社
再び雨の日の平日に、
九段下の昭和館に足を運んだ。
昭和館は、
戦中、戦後の国民生活上の労苦を後世代の人々に伝えていくことを目的とした国立の博物館で、靖國神社とも深く関わってるいるから、この地にあるのでしょう。
雨でしたが、この日は学校関係者や老人会の団体様も多く訪れているようで、見学中に団体様に巻き込まれそうになったのですが、14:00という事もあって、一緒なる事はなく見学となりました。
ぐるっとパスの有効期間も残すところあと2週間を切り、スタンプ帳も一杯の15館目となりました。
スタンプを押すところがなくなったので、チケットにスタンプを押していただきました。
昭和館は、戦前の様子を、手紙や実物の日用品で展示されているのと、無料で音声ガイドを借りる事ができるので、一人でゆっくり見学するのがオススメです。
何度か訪れているのですが、展示が変わっていたり、工夫が凝らされているので、重いテーマではありますが、飽きずに見ることができます。
エレベーターに乗って、7階、8階が、常設展示室です。
ぐるっとパスで、大人300円が、
無料で入館できます。
昭和初期に少年少女だった方には、
感慨深かったり、懐かしさがあるのかもしれません。
戦争中ですので、重い感じですが、
歴史を感じる物も多くて、
実物の迫力は、一見の価値があります。
また、体験コーナーも新設されていて、当時の服装に着替えて写真を撮ったり、バケツの重さを体感したり、井戸の水汲みなどにも挑戦できます。
今回は、5階の映像:音響室にも立ち寄ったら、自分の好きな映像資料を視聴したり、SPレコードを聴くことができ、貴重な資料館として利用もできるんだと発覚しました。
4階は図書室となっていて4700冊の雑誌や図書が並び、12万冊も所蔵しているとのこと。
昭和の資料を調べたり、ふらっと立ち寄っても、ここは無料で入館できるエリアだそうです。
お金を掛けずに、知の刺激をもらえる場所でした。
帰りがけにリサイクル図書が放出されていて、少年倶楽部の再編集本第2集をいただいてきました!
古書を頂けるなんて。
後日改めて、靖國神社へ
現在、靖國神社御創立150年記念事業で境内で工事が続いているが、整備が進んで、神社の鳥居に入るまでの参道には、鎮魂の石碑や泉の広場
戦闘地の石が集められている。
レイテ島やジャワ島、沖縄、グアム島の戦地となった石がそこにあった。
境内外苑整備事業の一環らしいが、知らないことがたくさんあるのだなぁって。
神社の周りを散策すると梅林があり、また一本一本が、献木なのにも驚く。〇〇師団や〇〇隊驚くほどの数が捧げられていた。
内外を騒がすけれど、一人一人には家族があった。その事だけは変わらない。
感想
戦前戦後は、不幸な時期であったけども、逞しく生きる力がそこにはあったんだと改めて感じることができました。
物とお金だけが、
人を幸せにするのではなく、
復興に向けた力の集合体が、
現在の私達に、
教訓と力をくれてた。
命があるだけで、
幸せを忘れているなあと。
#おひとりさま
#さんぽ
# 博物館
# 美術館
#ぶらぶら
国立近代美術館 MOMATコレクション 所蔵作品展
皇居のお堀のそばの一等地、国立近代美術館。
当日は、雨模様でしたが静かに鑑賞できる日と思って出かけました。
入館料 0円 (一般 500円)
東京・皇居エリア
所蔵作品展でしたが、見所満載で、
企画展よりもじっくり、ゆっくり見れて得した気分です。
撮影可能作品もあり、心に響く何点かを写真に収めました。
萬鉄五郎 《裸体美人》作品の前にも素敵な椅子が。
奈良美智 大好きな作家さんもここでは撮影できました。感激
バルコニーから皇居を望む
展望休憩室「眺めのよい部屋」独り占め
雨の平日の午後に美術館は最高に贅沢な時間だった。
感想:当日は、MOMATコレクション 所蔵作品展でしたが、
日本の正統派の巨匠の代表作を思い存分鑑賞することができました。
THE 日本絵画をみるなら、ここです。
見終わると、体温が2度ほど上がります。
本物の迫力が伝わってきました。
#おひとりさま
#さんぽ
# 博物館
# 美術館
#ぶらぶら
帆船日本丸&横浜みなと博物館 柳原良平アートミュージアム
10月最終日曜日に、スタンプ最後の神奈川・千葉・埼玉エリアの横浜みなと博物館へ。帆船日本丸が、10月末で改装のため、中に入ることができる最終日曜日でしたので、ハロウイーンでどこもかしこも賑わっている中、みなとみらいへ向かいました。
帆船日本丸の修繕工事期間:平成30年11月1日(木)から平成31年3月31日(日)まで休館します。(工事の進捗状況によっては、4月1日以降も、工事終了まで休館になる可能性があります。HPより
都内から東横線で、みなとみらいへ向かには、ぜひみなとみらいチケットの購入を勧めます。※券売機で簡単に購入できます。
ぐるっとパスで美術館へ行く往復運賃だけでも、このチケットで元が取れますので、
神奈川エリアに行く時には、みなとみらいチケットで。
行き先は、横浜みなと博物館 入館料600円がパスで入れます。
http://www.nippon-maru.or.jp/port-museum/
ここには、東急東横線みなとみらい駅から3分で一番近いと思います。
さらに、ぐるっとパスの横浜みなと博物館のチケットで、
帆船日本丸&横浜みなと博物館&柳原良平アートミュージアムの三つが見ることができます。
さらに運が良ければ、ボランティアさんに解説をお聞きしながら知識を広めることができるのです。
普通なら、音声ガイドなのに、ボランティアガイドさんに説明を聞きながら回ることがで、親切で博識でユーモアがあるガイドさんには、敬服するばかりです。
ガイドさんはブルーのジャンパーを着ているので、お願いしてみたらいいと思います。
日本丸は、今年で88歳。
2年に1回は航海できる、現役の帆船として登録しているそうです。
中は、こちらもボランティアさんたちに磨きあげられたピッカピカ。
古民家のような暖かさを感じられます。
襟を正したような凛とした佇まいを感じられます。
帆船日本丸
帆船日本丸の修繕工事期間:平成30年11月1日(木)から平成31年3月31日(日)まで休館します。(工事の進捗状況によっては、4月1日以降も、工事終了まで休館になる可能性があります。HPより
デッキ
ピカピカの船内
船員室
エンジンルーム
花毛布 船内に華やぎを与えるブランケットで飾られた花
船長室はワンランク上
船長室のブランケットは大輪
ピカピカに磨き上げられた舵
日本丸を後にして、横浜みなと博物館へ。
こちらにも、ガイドさんがいて、お話を聞きながら館内を回ることができました。
横浜が開港を迫られてから、現在の横浜港までの歴史を体験できました。
ガイドさんの説明は、わかりやすく一人で回るよりもずっと楽しめました。
その後は、
2018年10月20日 - 12月09日 企画展「絵本でたのしむ 海と船」
明治時代から現在まで、日本で出版された海・船をテーマにした絵本や原画を展示されています。
ですが、生まれは東京杉並区だったそう。
サントリー大阪本社の宣伝部に入社されてアートディレクターとして活躍されていたかたで、のちに、横浜の山手に住居を構えたそうです。
ここでは、たくさんのイラストや、原画をたくさん見ることができました。
3つを回ると、少々疲れたので、
横浜ランドマークタワーの5階の鼎泰豊(ディンタイファン)で、
小籠包を食し、帰ってきました。
感想:
日本丸が現役の船登録して、帆船を守り続けていることに感動を覚えました。
横浜を愛する人、船を愛する人の心意気を感じることができました。
横浜みなと博物館は、横浜への愛が溢れていました。
すみだ北斎美術館と両国 回向院
両国にあるすみだ北斎美術館へ。
開館当時は、長蛇の列で入ることができませんでしたが、ちょっと落ち着いた感があり、行って見たかったので、今回は土曜日チャレンジしてみました。両国なので、母を誘ってぶらり散歩旅となりました。
すみだ北斎美術館
http://hokusai-museum.jp
企画展は、
写真スポットでした。
北斎の作品のほか、
住んでいた部屋の再現もあり、
また、ディスプレイで当時の文様を
画面上に作って遊べる体験型のデバイスもあり、
童心に帰って楽しめました。
その後は、ぶらり散歩で両国方面へ。
回向院に立ち寄りお参り。
境内の中には鼠小僧のお墓があり。
その前にある墓石を削って、持ち帰ると金運があがるというらしく。
もちろん、お持ち帰り用のお守り入れも販売しており、
友人ときたらしき女性達と一心不乱に削っている中年女性が
墓石の前で必死で削っておりました。
TVでも紹介されたらしく、これを目当てにお参りに来る人もいるらしい。
その横で、猫ちゃんが日向ぼっこ。
なんとも、微笑ましい光景でした。
回向院の門を出て、左には、入館料無料の両国花火資料館もあり。
visit-sumida.jp
こちらにも立ち寄りました。
花火の街ですね。
両国国技館へ向かい 国技館横のさざれ石を見つけて、
駅に戻り、江戸NORENの中の両国橋茶房でお茶をして帰ってきました。
三井記念美術館 と福徳神社 三越前駅
今日は曇り空ですが、
歩くのはちょうどいい日に
ふらっと三井記念美術館と福徳神社⛩に。
【公式】福徳神社(芽吹稲荷)|東京 日本橋 ―貞観年間より鎮座する神社
福徳神社へは、2度目ですが、
前回は御朱印をいただける時間内で、お参りのみでしたので今日は先にお参りして、無事御朱印をいただきました。
おみくじを引いて、小吉。
小さな幸せをもらって、
三井記念美術館へ。
特別展 「仏像の姿(かたち)」~微笑(ほほえ)む・飾る・踊る~
会期:2018年9月15日(土)~11月25日(日)
会場:三井記念美術館
http://www.mitsui-museum.jp/
一般料金:1,300円がパスだけで入場できます。
初めて入る美術館は、入り口から荘厳な佇まいで、また格式高い、一気に7階へ上がる専用のエレベーターで入り口へ。
荷物をロッカーに収めて、音声ガイドをお借りして入館しました。
平日の12:30過ぎでしたが、ご年配の紳士淑女で、やや混雑しておりました。
三井系のご隠居様達ではというぐらい品のある方々が大勢いらっしゃいました。
お出迎えは、鶏の脚を持つ仏像「迦陵頻伽立像」から、
曇りひとつないガラスの中、陽気に踊っています。
個々のガラスケースの中から、異彩を放っています。
時代も変われば、仏師の流行も変わる。
また仏師の個性も際立つ。
決して正解はないが、そこの確かな願いと技があった。
個性豊かな仏像に出会えた静かな時間は、感嘆のため息のみ。
興奮気味に、美術館を後にして、外へ。
COREDO宝町を始めこの付近は、江戸の商業の中心地。
老舗だらけの、格式高い地でございます。
三井記念美術館の帰りには、
目の前に三重テラスという
アンテナショップが。
ふらっと立ち寄って、
伊勢うどんを食べる。
写真撮る前にひとくち食べちゃいました><
三井家と三重県の関係って?
ググれば、三井家の祖が三重県と。
伊勢うどんと伊勢茶のセットを美味しくいただきました。
さらに、日本橋方面にぶらり歩きます。
そこで、チョコレート屋さんに。
前を通り過ぎることができず、入店。
高級チョコレートと名高い工房。これで通りすぎたら後悔すると。
lechocolat-alainducasse.jp
お買い上げ〜〜〜
さらに寄り道。
うどんを食べたばかりなのに、
鰹節卸問屋直営のそば屋「そばよし」の看板を見つけてしまった。
また一口食べちゃいました。
今日は夕飯抜きだな。
うどん&そばで、歩かないとカロリー消費できないと、
日本橋まで歩く。
日本橋を歩いていると、日本橋高島屋の新館がオープンしたというので、
ふらっと吸い寄せられたあげくに、
話題のおフランスのパン屋さん
フランス最高峰のブーランジェ「RITUEL」
生食パン ショコラ お買い上げ
もう立ち寄らないと、帰宅しました。
切ったら、チョコぎっしり。
チョコの神様が
今日のメインは、
「仏像の姿(かたち)」~微笑(ほほえ)む・飾る・踊る~ だったはず。
仏像を前に、私が踊ってしまいました。
感想:図録やネットで観ることができるが、
やっぱり本物から発する、波動とオーラは
この目で実物を見ないとわからない。インスタじゃないのよ。
#おひとりさま
#さんぽ
# 博物館
# 美術館
#ぶらぶら
相田みつを美術館(0914)東京国際フォーラム地下1階
2館目は、
きっとこのぐるっとパスがなければ、
行かなかったというか、知らなかった美術館の一つです。
訪問したのは、第71回企画展「負けることの尊さ」でした。
第72回企画展「みつをの一生」
会期:2018年10月2日(火)~2019年1月27日(日)
会場:相田みつを美術館
http://www.mitsuo.co.jp/
一般料金:800円がパスだけで入場できます。
= 相田みつを美術館 Mitsuo Aida Museum =
「にんげんだもの」の相田みつをの息子さん(一人さん)が館長の美術館で、書とともに、息子視点の解説が所々にあり、相田みつをさんの人間味あふれる姿を垣間見ることができました。1作品ごとに、歩みながら鑑賞し、書と言葉がゆっくりと体に中に染み渡ります。
「ゆっくりいけよ」と言われているように。
美術館には、日本様式の漆喰の壁の散歩道風な造りが東京国際フォーラムにいることを、忘れるような、ほっこりした空間になっていました。
中には、みつをさんご本人の音声が流れていたり、彼の生前のビデオが見れたりと書だけでなく、見所がたくさんありました。
中に喫茶店がありますので、そこで余韻に浸るのもいいかも。
今回は、時間がなかったので、入りませんでしたが。
学生時代の相田みつをさんの書は、まさにお手本というべき美筆が飾られていましたが、そこを辿り、やがて「ひらがな」の書に辿りついたことがわかります。
ですが、世にでる50代後半までは、極貧の生活だったようです。
感想:かたをやぶることに新境地。
自由はその責任を自分で持つ覚悟が必要
この後、足を伸ばして、皇居にお散歩に行きました。
この車止めの石すごくないですか?
外国人観光客の人が、この上で瞑想していました。
気持ちよさげでした。
座り心地最高です。皇居周辺のあちらこちらにありますので、座ってみては。
#ぐるっとパス
#美術館
#博物館
#50
#ひとりで遊ぶ
東京都美術館「没後50年 藤田嗣治展」2018/09/13
芸術の秋です。
そして、いつまでも、自分探しの旅中の50代です。
子どもの頃に描いた50代とは、全く違う自分です。
せっかくの自分磨きに、前から気になっていた、
2ヶ月間有効の「東京・ミュージアムぐるっとパス」で
できる限り、美術館&博物館(東京都内の92施設)巡ってきます‼︎
主催:東京の美術館・博物館等共通入館券2018年実行委員会
東京都歴史文化財団
販売価格:¥2200
販売期間は、2018年4月1日(日)〜 2019年1月31日(木)
(最初に使用した日から2ヶ月間有効)
まずは、絶対行きたかった東京都美術館の「没後50年 藤田嗣治展」
この展覧会のために、「ぐるっとパス」を上野で買うことにしました。
JR上野公園口の入り口のチケット売り場で購入して、
東京都美術館に。
没後50年 藤田嗣治展
会期:2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)
会場:東京都美術館
http://www.tobikan.jp
割引後の料金:1,500円(一般料金の100円引)
9月13日(水)曇り空
平日午後からの入場でしたが
マダムや紳士がチケット売り場に並んでいました。
休日にもなるとチケット購入だけで、1時間待ちもあるらしく、
もし可能なら、平日に限ります。
手荷物もコインロッカーに預けて、
(コインロッカーにも空きがありました)
ストレスなく、入場できました。
▪️入り口
▪️チケットは100円引きの1,400円で入場。
しっかり、音声ガイドを借りて520円
フジタ画伯の全貌を順番に追いながら、巡ります。
5人の妻がいたことにも、
その都度、影響を与えてきたことや、
戦争に巻き込まれた時代に描かれた、
時代に翻弄される姿を知り、
フランス時代の強烈なお姿とは違った一面を
作品とともに圧倒的なスケールで鑑賞しました。
最終出口はこちらの前で記念撮影ができます。
出口のミュージアムショップで展覧会特別グッズ
しりあがり寿さん書き下ろし「フジタ画伯とねこ人形」を
1296円で購入。 おかっぱ頭の藤田画伯のこれが欲しかった‼︎
草間彌生さんのやよい人形とともにバッグにつけちゃいました。
ぐるっとパスには、同時企画の
「おべんとう」展にも、
無料で入場できたので、こちらにも入場。
BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン
会期:2018年7月21日(土)~10月8日(月・祝)
会場:東京都美術館
http://www.tobikan.jp
一般料金:800円がパスだけで入場できます。
おべんとう展の入場料は800円(800円のお得)
▪️ちなみにおべんとう展は撮影可能箇所があります。
平日の午後、充実した時間を過ごしました。
感想:おかっぱ姿のフジタ画伯もほんの一面にすぎない。
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